国交省はこのほど、総合物流施策大綱（2005〜2009）に基づく「今後推進すべき具体的な物流施策」などについて、第2回フォローアップをまとめた。
　「国民生活の安全・安心を支える物流」では「トラックにかかる交通安全の確保」として、大型車用衝突被害軽減ブレーキをはじめASV（先進安全自動車）の開発・普及促進を掲げており、10年までにASV技術の平均装着率を5,0％にするという。
　また、営業トラックの事故では「事業者及び運行管理者による運行管理に主な原因がある」と分類される割合を、09年度までに50％以下とする目標に対し、05年度末で54％という現状を確認。
　安全確保策として「自動車運送事業にかかる安全対策検討委員会」活動や安全性優良事業所（Gマーク認定事業所）の普及・活用の推進のほか、新たに「安全運行パートナーシップガイドライン」の策定と普及・促進を加えている。
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