タイヨーロジスティック（森本晃太朗社長、大阪府大東市）では今年の７月、８月に相次いで大型トラックを増車。大型車はこれで３台目となった。

「今回の増車は、今年の春から計画していたもの。これまでは納車まで１年以上長く待たされていたこともあったが、ディーラーに尋ねるとキャンセルが出ているそうで、タイミングよく入れることができた」と話す森本社長。全車２５台ほど保有している同社だが、「いろんな種類があった方が良い。コロナ禍で、何が正解かはわからないが、挑戦する姿勢は持ち続けたい。これから先、コロナが過ぎて景気が回復して、荷動きが活発になったときにも対応できるのでは」と、増車した理由を説明する。増車に合わせて駐車場も新たに確保したという。

「コロナ禍ではあるが、社内に暗い空気は全くない。このまま明るく、『今だから前に進む』という気持ちで頑張っていきたい」と語る森本社長。大型車に乗務している３人とも入社前は運送業界未経験だったそうで、森本社長は、「将来的に『大型に乗りたいという憧れがある』と語っていた。それが実現して、今は喜んで乗ってくれている」と笑顔で話す。そして、「大型車の導入は会社の夢でもあった。これからさらに増やしていけるように頑張っていきたい」と力強く語る。

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