福貨通運（福井県福井市）では各自が安全運行に対するテーマを宣言する「事故ゼロに挑戦運動」の展開で好循環を促進している。

同運動は新年度を迎えるタイミングで実施され、すでに１０年ほどが経過、従業員らが事故防止に向けた思いを直筆で綴り、事務所出入口設置されたボードに掲げられる。

今年度においてもボードには「リスクが下がる行動を心掛ける」「急がず焦らず一呼吸」「安全はすべてに優先する」「愛する人のために安全運転」といった思いの込められた言葉がずらり。常務の藤井ふぢ美氏も自ら筆を取り、「横断歩道に歩行者がいたら一時停止」との言葉を写真とともに寄せた。

効果について、藤井氏は「それぞれがどういう点に重きを置いているかがわかるし、それをきっかけとしたアドバイスにもつながる。コミュニケーションの促進にも有効」とコメント。今後についてもその発展性に期待を寄せ、さらなる一体感の向上へ意欲を見せている。

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