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運送会社
中国共済 秋はシカ事故に注意、マップで意識付けを
2026年10月6日New!!
【中国】中国共済(小丸成洋理事長=福山通運会長)は今年も、管内のロードキル多発場所を示した「シカ事故Map」を制作した(写真上)。10.11月はシカの繁殖期で事故が急増することを踏まえ、9月に組合員への配布を始めた。
広島県北部をはじめシカの一大生息地がある中国地方の運送事業者にとって、ロードキル(野生動物との接触事故)は決して人ごとではない。同マップによると2024年度には国道54号で165件、中国道では164件の事故が発生。山深い場所だけでなく、国道9号や山口県北西部の海沿いでも多発している。

マップは国交省などのデータが基で、主要国道に加え今回は高速道路も収録。また、衝突事故を避けるポイントとして、シカの行動特性を強調した。「群れで行動するので1頭見たら近くに複数頭いるなど、実際に衝突事故を起こした組合員から聞き取った情報もまとめた」と山木理・安全対策課長。
地図の裏面(写真下)は、迫りくるシカの写真を大きく配置。衝突した際、車両共済の支払いが平均51万円という金額も載せ、より強い形の注意喚起になっている。

なお、車両共済の請求ベースでみると、昨年の上半期に起きた野生動物との接触事故15件のうち14件がシカとの接触だった。一方、今年の同期は8件中、シカ絡みは5件に減少したという。要因を絞るのは難しいものの、マップの効果は小さくないだろう。
山木課長は「突発的な仕事で普段通らない道路を走ることもある。その時にシカの行動特性を知っていることが事故防止に不可欠。ハイビームの使用やスピードを出さないことと合わせて、シカとの衝突をどう防ぐか認識を持ってほしい」と話している。
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