西濃運輸は、愛知県豊川市の「豊川物流倉庫」を拡張し、リニューアルオープン。同倉庫は物流施設への需要増加に対応するため従来の保管施設を全面建て替えし、床面積を約７倍に拡張。輸送拠点である豊川支店と同じ敷地内に位置し、特積み機能を活かしたサービスを提供する。

同倉庫は敷地面積約２万６３３０平方m、延べ床面積約９１８０平方m、倉庫面積約８３８４平方mの鉄骨造り地上３階建て。１階には４６.４mのバースを設置し、最大１２台のトラックが同時接岸可能。貨物用エレベーターも完備し、２階・３階への荷役作業を効率化した。

同倉庫は東名高速道路豊川ＩＣから約１kmに位置し、関東・関西方面への輸送に優れる。豊橋港からも約３０kmの距離にあり、海外輸送との連携も可能。セイノーＨＤは「２４年問題」への対応として輸送体制の効率化と倉庫機能の強化を進め、ワンストップサービスの提供を通じて顧客の課題解決を目指すとしている。

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