三井物産は２７日、ロシア物流事業強化に向けモスクワにおいて家電、建機、自動車メーカーを中心とする日系企業をターゲットに大規模営業倉庫事業を開始することを発表した。
　通関制度の整理などの動きが進む中で家電、自動車、建機などの日系メーカー各社から同国向け直接貿易の要望が高まってきており今後、同国向けた直接物流や同国内での在庫保管に関するニーズが増大していくことが見込まれている。
　このため、同社はモスクワとサンクトペテルブルクを結ぶ物流幹線沿いにおいて、大規模営業倉庫事業を０７年１月にオペレーションを開始。３年後には３億５０００万円の売り上げをめざすという。
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