近鉄エクスプレスのアジア法人ＫＷＥタイはこのほど、３ＰＬビジネスへの取り組み強化の一環で、バンコク北部・アユタヤ県のロジャナ工業団地内に新倉庫『ロジャナ・ロジスティクスセンター』を開設した。
　同県・ウタイにある同工業団地は、日系企業が地元企業と共同で開発したもので、自動車関連企業をはじめ、ハードディスク関連、電子部品、プリンター、デジカメメーカーなど、様々な業種の企業が入居。現在、日系企業だけでも80社を超えている。
　このほど、同センターでは日系自動車部品メーカー向けに自動車部材供給のオペレーションの取り扱いが決定。顧客ニーズに応じて必要な設備をカスタマイズできるのが同センターの大きな特徴となっているため、専用の品質チェックルームを設置するとともに、床に帯電防止処理を施すなど、万全なロジスティクス体制を整備している。