近鉄エクスプレス（東京都千代田区、ＫＷＥ）は５日、第４原木ターミナル（千葉県市川市）が８月３１日付けで高度管理医療機器等販売業・賃貸業の許可を取得したと発表。
同社は今後、製造業者からの指示に基づき、医療機器を病院や販売業者へ直送することが可能となる。

　同社では改正薬事法の施行に伴い、同ターミナルで平成１８年４月に医療機器製造業の許可を、同７月に化粧品製造業の許可を取得。
従来、医療機器や化粧品の製造業者が行っていた包装や表示、保管などの業務の一部受託が可能だったが、今回の許可取得で、同社は今後、製造業者からの指示に基づき、製品を病院や販売業者へ直送することも可能となる。
　同社では薬剤師の資格取得者や理系学部を卒業した新卒者を採用するなど、医薬・医療機器の取り扱いに精通した人材の育成に注力。
「今後も医薬・医療機器関連企業での物流アウトソーシングのニーズに対応し、 国際輸送・通関・配送業務と一体化した『ワンストップサービス』を提供していく」としている。
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