ディー・エイチ・エルはこのほど、香港—北京間で貨物専用機を増便したことを発表。
香港と中国本土間の堅調な貿易量の推移を受けて高まる輸送能力への需要に応え、翌日配達サービスを強化した。
　従来の8便に加えて週末2便を増便。計10便となり輸送能力が25％向上した。
また、従来機より大型で、24トンの貨物を積載できるボーイングＢ７２７—２００Ｆ型機を導入することで、最大積載能力は最大で58％増加するとしている。

今回のサービス強化について、DHL Expressアジア太平洋地区CEOのダン・マッキュー氏は「香港と中国本土は、経済統合の進展を受け、統合サプライチェーンとして一層強く結びつき、貨物量は継続的に成長するものと予測される。香港-北京間 の輸送能力の増大に向けた今回の決定は、サービス拡充に対するDHLの取り組みを反映するもの」と説明。
また、DHL Express アジア太平洋地区アビエイション部門のシニアバイスプレジデントのトム・マーフィー氏は、「今回の増便により、緊急また時間制限のある貨物を週末にかけて発送する選択肢が広がり、顧客のビジネスニーズを満たす、柔軟かつ利便性の高いサービスを提供できるようになった」と述べた。
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