かながわエコドライブ推進協議会（神奈川県環境農政部大気水質課）は2月14日、『かながわエコドライブフォーラム２００８〜運送事業者と荷主企業とのパートナーシップを目指して〜』を開催する。
会場は、はまぎんホールヴィアマーレ（横浜市西区みなとみらい）。参加費用は無料。

　基調講演では、弊紙・物流ウィークリーの高田直樹が、『物流業界の現況と企業戦略を考える』をテーマに、業界で求められている企業努力の重要性や選ばれる企業の条件について解説する。

　事例発表では、エコドライブに取り組む3事業者がその取り組みを紹介。
発表１では、小碇運輸の小碇美晴社長が、『経営者の“気づき”とリーダーシップ』と題し講演。同社では、「経営者の強い理念があれば、デジタコなどの設備投資なしでも経営改善は図れる」として、『無事故に繋がる省エネ運転＝エコドライブ』を着実に推進しているという。
発表２では、高梨運送の髙梨信広社長が、企業努力で荷主の信頼を獲得し、自社と荷主との一体的な取り組みで業務効率を向上させた事例を紹介する。

発表３では、バンダイロジパルの環境推進室で活躍する梅津芳文氏が、『グループ子会社として物流パートナーとしての今後』をテーマに講演。バンダイナムコホールディングスの子会社として、また、各所へ輸送する際の荷主企業として、安全・環境に配慮したエコドライブを推進する同社の取り組みを紹介する。

　事例発表後には、弊紙・高田をコーディネーターに、小碇氏、髙梨氏、梅津氏をパネラーにした、パネルディスカッションも予定されており、各社の取り組みのポイントとなるところを中心に、ディスカッションする。
また、会場内では、エコドライブ支援機器のデモンストレーションや最新の業界情報も展示される。
参加申し込み・問い合わせは、かながわエコドライブ推進協議会、電話045（210）4115番。
フォーラムの詳細は、http://www.pref.kanagawa.jp/press/0801/033/siryou.pdf