フェデラルエクスプレス（フェデックス）は7日、宮城県初の営業所となる仙台営業所（宮城県仙台市）を開設し、本格稼働した。
　同営業所の新設により、同県内の一部地域においてサービスを向上する。以前は午後四時までに集荷依頼があった貨物は翌日便搭載とされていた名取市、岩沼市、大崎市古川、同市三本木、黒川郡大衡村、同郡大和町、同郡富谷町、柴田郡村田町、同郡柴田町では、午前11時までに集荷依頼があれば同日便へ搭載することが可能となる。また遠田郡涌谷町でも自社集配を行い、午前11時までに集荷依頼があった貨物は同様に同日便へ搭載する。

　同営業所開設以前は、福島県の郡山営業所が宮城県・山形県での主なオペレーションを担当していた。同営業所の開設で、より地域に密着した自社一貫サービスを提供し、今後の需要拡大に備えるとしている。
　同社は今年度中の間に国内5か所の営業所を新設。既に岡山市（岡山県）、長岡市（新潟県）、亀山市（三重県）の3拠点で営業所を開設しており、仙台営業所は4拠点目となる。5拠点目の営業所は滋賀県でオープンする予定。
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