現在、トラックの新車を発注しても納車まで半年以上かかるケースもある。原因はトラックのボディー製作会社の人材不足ではないかと言われているが、トラック関係ではこのほかにも、「人材不足の影響で、修理や車検にも期間がかかる」といった話が運送事業者から聞かれる。

　約20台のトラックを保有する大阪府泉北郡の運送Ａ社は、今まで地元の修理工場で修理や車検を依頼していた。しかし、同修理工場でも整備士、板金工の定年退職などで人材が減り、新たな専門職の人材確保がままならないという。

　Ａ社が交通事故でトラックの修理を同工場に依頼した際、「大掛かりな修理になるとのことで、人材も不足していることから修理ができないとして他社に修理を依頼してくれた」という。

（詳しい内容は、物流ウィークリー6月13日号に掲載しております）