先日、ある物流企業の新任管理職向けに、「管理職の心得」という
テーマで、講義をしました。
いろいろお話をしましたが、伝えたかったことのひとつに、「自分が、
その部下に負けている点を探す」というものがあります。
リーダーとして、部下と比べて圧倒的に勝っている『一番』の部分を
持っていることは、必須だと思います。
しかし、すべてが勝っているということはあり得ません。
もしも、そのように感じているとしたら、それはおごりでしょう。
圧倒的に勝っている部分を持ちながら、負けている部分を探して、
認識し、そこを尊敬することが必要です。
相手に対する尊敬の念があれば、関係はうまくいき、組織はよい
方向に向かうものだと思います。
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