最近では、GDP（国内総生産）に代わる国のレベル指標として、GNHや
HPIといったものが、注目されているようです。
GNHは、国民総幸福量（Gross National Happiness）です。
また、HPIは、地球幸福度指数（The Happy Planet Index）です。
GDPの世界トップ５は、アメリカ、中国、日本、ドイツ、フランス。
GNHでは、デンマーク、ノルウェー、スイス、オランダ、スウェーデン。
HPIでは、コスタリカ、ベトナム、コロンビア、ベリーズ、エルサルバドル。
尺度によって、ランキングは、まったく変わってきます。
そして、経済規模と幸福度も、リンクしていないことが、よく
解かります。
こういった新たな指標が上がってきている背景には、これからは、
経済ではなく、幸福度を追求したいという、世界的な気運、時流の
変化があるのでしょう。
世界の一員である企業としても、この時流に適応することは、発展の
ために、とても重要なことだと思います。
具体的には、売上や組織の規模的数値ではない、社員満足度調査の
結果数値などの幸福度に関する定量目標を持つべきだと思います。
「2035年の世界」
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