富士写真フイルム（古森重隆社長）＝富士フイルムは、全額出資子会社の富士フイルムアクシア（加藤正幸社長）＝富士フイルムアクシアと、富士フイルムバッテリー（小松治夫社長）＝富士フイルムバッテリーを平成16年4月1日付で富士フイルムアクシアを存続会社として対等合併するとともに、デジタルカメラの国内営業機能を富士フイルムアクシアに一元化すると発表した。
　経営統合により、それぞれが得意とする販売ルートを通じての製品の拡販を図ると共に、間接部門、物流機能等の統合・一元化を進める。
　また、従来富士フイルムが行っていたデジタルカメラの販売促進、技術サービス等の機能を、富士フイルムアクシアに移管。国内営業機能を一元化することにより、営業力の強化、商品開発力のアップを進める。さらに、物流機能の統合による効率化をすすめ、デジタルカメラ事業の強化を図っていく。