丸紅は２４日、シー・エヌジー社とティーケイ・シッピング社との間で、シー・エヌジー社のガス圧縮技術「Coselle（コセル）技術」を利用したＣＮＧ海上輸送案件に関して戦略的提携を行うことで合意したことを発表した。
　コセル技術とは、小口径のパイプをコイル状に巻いたものに高圧ガスを充填するシステム。大口径圧力シリンダーによるＣＮＧ貯蔵システムと比べ、コスト・安全面で優位性を持つ。
　また、最小限の地上設備しか必要とせず、コセル船が貯蔵設備の役割を果たすことが可能であるため、環境面や土地使用など経済面での問題を大幅に軽減する。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （07/1/24）