日本通運（東京都港区）は１１月１日、先月２５日に開催されたプロ野球ドラフト会議で、北海道日本ハムファイターズからドラフト３位で指名を受けた、同社硬式野球部に所属する生田目翼選手の記者会見を本社会議室で開いた。

会見には、生田目選手と同社野球部の藪宏明監督、北海道日本ハムファイターズ担当スカウトの岩舘学氏が出席した。

生田目選手は、茨城県立水戸工業高校でピッチャーとして活躍。卒業後、流通経済大学に進んだ後、同社に入社、野球部の一員として２年間過ごした。

藪監督によると本来、流通経済大学時代にドラフト指名を受ける逸材だったが、肩の故障もあり、まさかの指名漏れとなったという。今回、肩の故障も完治し、昨年の都市対抗での活躍が目にとまり、日ハムからのドラフト指名を受けた。

同社の野球部出身で先輩である武田久コーチを目標に挙げた生田目選手は、「先発にこだわっていきたい」としながらも、即戦力として期待されていることに対し、「中継ぎや抑えを任されてもしっかりと投げられるように頑張っていきたい」と話した。

同社硬式野球部出身のプロ野球選手はこれまで４５人おり、生田目氏の入団で４６人目となる。会見終了後には、同社の女性スタッフから花束が手渡された。

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