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運送会社
阪奈興業 北河社長 運送とリフォームで好循環、持続可能な企業づくり
2026年8月13日New!!
【大阪】阪奈興業(北河良介社長、四條畷市)は現在38期目。創業以来、地域に根差した事業を続け、着実に歩みを重ねてきた。現在は運送事業とリフォーム事業を合わせ、従業員はかつて10人程度だったが、約40人規模へと拡大した。
北河社長は4年前に代替わりし、専務取締役から社長に就任。35歳の頃から経営に本格的に携わってきたが、「事業の転機はいくつもあった」という北河社長。電話中心の業務体制からパソコンを導入し、HP開設まで、3年かけて基盤を整え、「ここから切り返す」と一つひとつ積み上げてきた。
「40歳頃にはリフォーム事業を立ち上げたいとの思いもあったが、家庭や会社の事情も重なり、思うように進まない時期もあった。父の事業が苦境に立たされ、借入を背負う局面も経験した」と苦難を語る。そのなかで、別事業として約13年前にリフォーム事業「はんなのリフォーム」をブランド化。物流から住まい分野まで手掛ける体制を築いた。
父の病気をきっかけに運送事業の見直しにも着手。従業員の動きや仕事の進め方を観察し、未整備だった契約関係を整備するなど、経営基盤を一から固め直した。
改革以降は黒字決算を継続し、今期は過去最高の業績を見込む。
自社倉庫も取引先の要望に応じてフレキシブルに開放し、対応力を強化。運送とリフォームの両輪で安定経営を目指す。

今後の目標について、北河社長は「60歳を迎える頃までに『会社が健全に循環する状態』をつくること」と語る。「人が人を育て、休みも取れ、ここで働き続けたいと思ってもらえる会社にしたい」とし、理念に掲げる〝好循環〟を生み出し、将来的には従業員への承継も視野に入れる。
特に女性が働きやすい環境整備を進めており、かつて2人だった女性従業員は現在、全体の半数を占めるまでになった。
「面接を通じて感じたのは、セカンドキャリアに悩む女性が多いということ。柔軟な働き方や環境整備をさらに進めていきたい」と北河社長は話す。「代表は従業員の働くステージをつくることが役目。従業員がそのうえで思い切り踊れる会社にしたい」と語り、世代交代を転機に持続可能な企業づくりを着実に進めている。
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