ちゃんと組織に浸透するまで、同じことを、何度もくり返し言い
続けることのできる人が、真のリーダーです。
普通の人には、なかなかできることではありません。
同じことを何度も言えるのは、それだけ目的・目標を達成したいと
いう想いが強いからです。
その想いが強くない人は、真のリーダーではありません。
しかし、組織が大きくなってくると、各構成員と接点を持つ機会が
だんだん少なくなり、同じことをくり返し聴かせることが、難しくなります。
あのザ・リッツ・カールトン ホテルが、自社の理念や行動指針
であるゴールドスタンダードを記した「クレド（信条）カード」を
活用するのは、この問題を解決するためだと思います。
同社の朝礼では、各人が、自身の行動を、ゴールドスタンダードと
照らし合わせて発表し、シェアするのだそうです。
朝礼ですから、当然、毎朝です。
毎朝みんなで、リーダーの想いを確認しているのです。
いわゆるクレド朝礼は、リーダーの想いを、組織に浸透させる
「システム」なのです。
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