北海道北広島市に本社を於き、主に重量物の輸送サービスを営む
丸吉運輸機工は、地元の小学校からの社会見学（ドライバーさんの
一日）を、積極的に受け入れています。
目的は、物流業への正しい理解を促進し、ひいては業界の地位を向上
させるためです。
同社社長の吉谷隆昭氏曰く、
「『ドライバーさんの一日』を子供たち自らが体験することで、
約束やルールを守ること、チームワークの大切さを学ぶこと、色々な
役割があって会社が成り立っていること、何事も一生懸命に取り組む
こと、それぞれにおけるたくさんの大切なことを、子供たちに伝えて
いこうという内容の企画です」。
また、吉谷社長は、「将来を見据えたリクルーティング活動の一環だ」
とも述べています。
社会見学では、同社の業務内容が解かりやすく講義され、その後、
トラックに乗せてもらえるという、愉しい体験ができます。
事実、参加した児童のうちの数名は、「将来はトラックドライバーに
なりたい」と言う子どもが出てくるようです。
子どもは必ず大人になりますから、このような取り組みには、業界の
地位向上、自社へのリクルーティングといった効果が、きっとある
ものと思います。
なお、同社の事務所の壁には、参加した児童からのお礼の手紙や絵が
所狭しと貼られています。
これらによる来訪者に対するイメージアップ効果も高いでしょう。
ぜひ真似してみていただきたい好事例です。
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