大小・異業種・異業態の企業、老若男女の担当者、すべてに受ける
販促・営業ツールを作ることはできません。
それらの全部に受けようとすると、結果的に、訴求力の弱いものが
でき上がってしまいます。
ですから、ツールを作成するにあたっては、その商品のど真ん中の
ターゲットはどんな人なのかを、まずは決め切る必要があります。
そのターゲットは、どんな特性を持っているのか、できる限り詳細に
設定するのです。
そうすれば、ツールの装丁や内容が詳細に見えてきます。
この過程を上手に進めるために有効なのが、ど真ん中のターゲットに
合致した人物の写真を眺めながら、内容を詰めることです。
人の顔を見ながら発想すれば、具体的なイメージがどんどん浮かんで
くるはずです。
既存顧客などの顔写真で、適当なものがない場合は、検索エンジンで
画像を探せばよいでしょう。
例えば、昨日、通販会社向け出荷代行サービスの営業ツールを作成
するための会議がありました。
そのときには、「ネットショップ_店長」というキーワードで画像
検索し、見付けた人物写真を観ながら、装丁や内容の打ち合わせを
行ないました。
ターゲットのニーズが想定しやすくなり、非常に有効でした。
なお、ど真ん中のターゲットを決め切って、彼らに受けるツールを
作成しても、結果的には、意外に広い範囲の特性のターゲットに
受けるものになります。
内容が具体的になることが、かえってよい効果を生むのです。
だから、安心して絞り込んで、イメージを明確にしてください。
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