大阪ガスはこのほど、近畿地区における天然ガス自動車の普及台数が10月末時点で5000台を突破したと発表。車種別では、運送用トラックの導入が特に進んでおり、ゴミ収集車も含めた天然ガストラックの導入台数は全体の約五割を占めている。また、天然ガススタンドも近畿地区で54か所に達しており、今年度中に10か所の増設も予定されている。大阪ガスでは、「国が掲げる『2010年に100万台』という計画実現に向け、積極的に普及活動を展開していく」としている。なお、記念すべき5000台目は、全車低公害車で運送事業を展開するエコトラック（大阪府門真市）が導入した。（大西友洋）