大阪府東大阪市の運送会社は、売り上げや請求書のほか経費・配車を一元管理するソフトを導入し、作業性を高めている。

　同社社長は「初期導入費用は大きかったが、先を考えると管理の人件費が削減できる見込み。今後はデジタコに連動させて配車の効率を高めていく」とし、「ソフトの償却を考えても人を増やすより人件費が省けるほうが大きい」と試算する。
　また門真市の運送会社は、軽油価格が120円以上に上昇すれば、人件費を減らす方針を打ち出している。同社社長は「自社努力では、どうしようもないコストなので、協力を得た上で方針を固めた」と話す。
　新規開拓よりも、売り上げに応じた支出に取り組む意見が大半を占めた。