フェデックスは５日から、成田空港からの同日配送サービスを強化し、対象地域を従来の東京２３区から東京西部と東京近郊地域の計１１都市まで拡大。同空港に到着後、輸入通関許可を経て翌営業日に配達していた輸入貨物を、空港到着・輸入通関許可受諾後の同日中に配達することで可能とした。配達所要日数が１営業日短縮される。

　対象となるのは、インターナショナル・プライオリティ（ＩＰ）とインターナショナル・エコノミー（ＩＥ）サービスを利用して全世界から東京西部、神奈川県、埼玉県の一部地域向けに発送された貨物。
　フェデックス北太平洋地区担当副社長の氏家正道氏は、「当社では、常にグローバル規模でのネットワークの効率化を図り、顧客へのサービス改善に努めている。成田空港からの同日配送を可能とするエリアを拡大し、より良いサービスを提供できることを、大変嬉しく思う。今後も顧客のビジネスをサポートするより良いサービスの提供に努めるとともに、信頼性の高い時間厳守の輸送サービスを提供していく」としている。
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