トラボックスは４月３日、食品・食材会社が利用するフード業界最大級の企業間電子商取引基盤「フーズインフォマート」を運営するインフォマート（東京都港区）と業務提携。同１４日から「フーズインフォマート」のサイト内にトラボックスの物流見積もりコーナーを開設した。インフォマートの会員企業２万２０００社が抱える物流に関する相談が、専用サイトを通じてトラボックス会員に届くことになる。

　今回の提携についてトラボックスの吉岡泰一郎社長は、「優良荷主の物流情報の獲得が目的。食品・食材輸送を手掛ける会員事業者は、新しい輸送案件を入手できる」とし、「荷主側も、これまでどこへ問い合わせればいいのか分からなかった物流について、希望に沿った事業者を探すことができる」と説明する。
　「（フーズインフォマートは）大手から中小まで様々な企業が利用されているため、直接、荷主と取引できる機会もあるはず」とし、「毎月５００件の案件登録を見込んでいる。１件でも多くの情報を当社の会員企業へ公開し、マッチング件数の増加につながれば」と語る。
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