特定非営利活動法人（ＮＰＯ）取得を目指す日本物流研究グループ（堀田佳秀設立発起人代表、朝日運輸）は７月２５日、名古屋市内で設立総会を開催した。日本初の物流ＮＰＯ法人として出版事業、国際交流も盛り込み、幅広い活動を展開していく計画。

　堀田代表は「人材の育成、調査、研究と情報の確保で、物流の諸課題を解決し、物流の地位向上に貢献できる活動にしていきたい」と抱負を語った。
　初年度、次年度の事業計画、予算、定款などを承認。事業計画は、視察や講師派遣事業などを実施していく。
　同２７日にＮＰＯ法人取得を申請。今年中の認可を見込み、年明けにも初年度総会開催を計画する。事務局は名古屋市千種区に置き、堀田代表が理事長に、中部トラック総合研修センターの安藤小四郎前専務が監査役に就任する。会員１７人でスタート。大学院生や専門学校生らの参加も認め、会員１００人程度を目指す。