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  • ブログ・青木 正一

    第111回:パート・アルバイトの採用

    2008年2月1日

     
     
     

     物流現場のパート・アルバイト化が進むなか、その採用で困っている会社も多いのではないだろうか。最終的には「派遣スタッフ」の導入、と考えている会社も、中・長期的には自社パート・アルバイトを抱えたいと考えている場合が多い。
     当然、採用が競争激化している地域では、「競争しない」採用方法を考えなければならない。
     東海地方のある物流会社は、新聞チラシにパート募集を出したが、まったくと言ってよいほど問い合わせすらなかった。
     理由は、周辺の同業者同士で「ヒトの取り合い」になってしまっていたからだ。時給は他社と同額であっても、働く時間帯が同じであれば、知名度のある会社に応募が集まる。
     


     そこで、この会社は「働く時間」に目をつけ、「あなたの働ける時間をエントリーしてください」と明記したところ、38人の問い合わせがあり、そのうち20人を採用した。
     生活様式が多様化している現在、午前7時、午前9時スタートの仕事に就くことができるパート・アルバイト以外にも、両親の介護をしていたり、子供の学費のために深夜に働く方が都合が良かったりと、様々な勤務ニーズがある。
     今まで1人で6時間働いてもらっていた仕事を、2人で対応するようになるなど、採用する側は細かなシフト管理が必要となってくる。
     特に特積み会社、食品を扱う365日・24時間対応の物流会社には、この方法は得策と言える。
     また最近では、その募集媒体にも変化が見られる。パート・アルバイトの採用だけに社員を採用するコストほどは、お金をかけられない。費用対効果が求められる。
     最近では、チラシや新聞などの活字媒体の他に、携帯サイトから仕事をみつけることができる就職専門の大手が運営するサイトからの問い合わせも多い。
     これも忙しい現代人の生活様式の変化と情報化社会、特に携帯サイト活用の普及から、このような変化が起こっている。
     みなさんが持っている携帯を一度見ていただきたい。
     必ず「働く」ことに関するサイトが数か所は掲示されている。ちなみに、気になるお値段は掲載7日間で3万円前後とお手ごろ。時代に合った採用方法を考えていかなければ、ヒトは採れない時期に来ている。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    青木 正一

    株式会社日本ロジファクトリー
    1964年11月13日生まれ、京都産業大学経済学部卒。
    学生時代に数々のベンチャービジネスを行い、卒業後、ドライバーとして大阪佐川急便入社。1989年株式会社船井総合研究所入社。物流開発チーム・トラックチームチーフを経て、コンサルティングでは対応できない顧客からの要望を事業化するという主旨で1996年“荷主企業と物流企業の温度差をなくす物流バンク”をコンセプトに、物流新業態企業「日本ロジファクトリー」を設立。代表取締役に就任。

     主な事業内容として「現場改善実務コンサルティング」「物流専門人材紹介(ロジキャリアバンク)」「物流情報システム構築サポート(ロジシステムデザイン)」を行なっている。
    また、物流業界におけるコンサルタントの養成、人材の採用、育成、M&Aといったプロデュース業務も手掛けている。
    最近では、産業再生機構からの要請を受けるなど、「物流再生」に力を入れている。

     
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