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物流ニュース
サカイ引越センター決算 待遇改善などが利益圧迫、増収も減益
2026年6月30日
サカイ引越センター(堺市堺区)は5月12日、大阪取引所で決算発表会を実施。3月期連結決算は、売上高が1247億4100万円(前年同期比3.1%増)と増収を確保した。一方、営業利益は125億7200万円(同2.7%減)となった。経常利益は132億2900万円(同0.7%増)、純利益は86億5200万円(同3.0%減)だった。
同社では、従業員の定着率向上や採用強化に向け、継続的な待遇改善や職場環境整備を推進。加えて、個人株主増加に伴う株主優待費用の増加などが利益を圧迫した。
引越事業は、作業件数が82万5134件(同0.8%増)となり、引越単価も同1.1%上昇し、売上高は1053億5800万円(同1.9%増)と堅調に推移した一方、セグメント利益は114億4100万円で前年並みとなった。
このほか、電気工事事業は売上高49億8000万円(同7.3%増)、クリーンサービス事業は57億6600万円(同5。4%増)、リユース事業は78億300万円(同14.2%増)と各事業が伸長。特にリユース事業は利益面でも大幅増となった。
財務面では、総資産が1291億9100万円となり、前期末比19億5600万円の増加。純資産は993億4900万円となり、利益剰余金の増加などにより同33億4900万円増加した。

また、営業活動によるキャッシュ・フローは92億9800万円のプラスを確保した。一方で、設備投資や配当、自社株取得などにより、期末現金残高は257億500万円と前期末比で減少した。
今後について同社は、「暮らしの中にもっとSAKAIを!」を掲げ、引っ越しを軸としたサービス拡大を推進するとしており、2027年3月期は売上高1300億1300万円(同4.2%増)、営業利益130億4800万円(同3.8%増)を見込んでいる。
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