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物流ニュース
沖電気工業 AIでルート配送最適化サービスの実運用を開始
2021年11月10日
2022年度にルート配送最適化サービスの提供を開始する沖電気工業(=OKI、鎌上信也社長、東京都港区)は11月から、「AIを用いた最適化技術によるルート配送計画自動化」の実運用(試行運用)を開始する。
2月にロンコ・ジャパン(福西靖之社長、大阪府大阪市)の協力を得て行った実証実験により有効性を確認したアルゴリズムで、現場課題となった点などを洗い出し、さらに改善を加え新たな機能が搭載される。
新機能として搭載されるものについて、10月18日に行われた「OKI Innovation World 2021」の中でロンコ・ジャパンの福西社長は「配車の際に、車両ごとの配送時間が著しく異ならないように、終了時間が均等になる機能」と「高速道路利用ルールを管理して、高速道路を利用した場合でもコスト最小にするよう計算する機能」と発表した。
特に高速道路の利用ルール管理は人の手による配車では、現実的に困難な場合が多いので、実用化することへの期待が高い」とし、熟練社員の技量(人手)に頼るところが大きな業界で、AIを活用した自動化と、従来の最適化サービスでは対応が難しかった有料道路利用判断を含めたコストの最小化も対応可能にする。
◎関連リンク→ 沖電気工業株式会社
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