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    運行管理者試験 CBT試験に全面移行、対応いかに

    2022年9月9日

     
     
     

    運行管理者試験は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策にともなって、令和2年度第2回にCBT試験を導入。令和3年度第1回試験からCBT試験に全面移行となった。これらによって、運行管理者試験にどのような影響と変化があったのか。ここ数年の運行管理者試験を振り返るとともに、紙を使った筆記試験からパソコンを使ったCBT試験にどのように対応していくべきか関係者に話を聞いた。

    CBT試験に移行される前後の受験者数のトレンドについて、運行管理者試験センターの古川一美事務局長は「紙かCBTであるかは別にして、受験者数は、運行管理制度の改正などによる影響は大きい」としたほか、「運行管理者の世代交代の時期も影響する」としている。

    「現在は、これらの影響で受験者数が増えた特需も5〜6年以上かけて徐々に落ち着いてきている状況で、数字だけ見るとゆるやかな減少傾向となっているが、世代交代もあるので受験者は急激に減ることはないと考えており、実際に受験者の年齢も少しずつ若返ってきている」とした。

    コロナの影響については、そのために受験者が減ったかどうかはわからないとしながらも、再受験が約4割から5割いることも含めて、大幅に減っていないようだ。

    「CBT方式が導入されて何が変わったかというと、紙の筆記試験の場合は年2回しか試験の機会がなかったが、CBT方式になって、ある程度受験者の都合で受験の日時、場所を選択できるようになった」

    その一方、「受験申請からすべてをパソコンで行うので、普段パソコン操作に馴染みのない人は戸惑いが生じているという問題もあり、操作方法に関する問い合わせはいまだにある」という。

    また、試験の内容については、CBT試験になって、100点満点をとる受験者が増えたが、内容自体は大きく変化していないようだ。「全体的な合格率はほぼ30%前後と、CBT試験導入前後で変化はない」としている。

    CBT試験に移行したばかりで、受験者も運営側も手探り状態というのが正直なところだが、当面はパソコンに慣れるということが重要となる。受験対策についても、CBT試験への移行やコロナを機に変化しているようだ。

    各地で行われている運行管理者試験の対策講座も対面などリアルの講座から、オンラインの講座が増えており、コロナの影響から利用者も増加しているようだ。

    運送業コンサルティング並びに運行管理者試験WING塾を行っているWINGジャパン(東京都江戸川区)の山田信孝代表は、「オンラインの対策講座が多くなって需要はあるのは承知しているが、基礎をしっかりと学んで合格したいのであれば、対面での講座も必要」という。

    「オンラインの講座は利用しやすいが一方的なので、理解できなければわからないままだが、リアルの講座は、分からないところをすぐに質問することができる」

    こうした理由から、WINGジャパンでは、あくまでも対面で行うリアルの講座を行いながら、受験者の需要にあわせて、無料のオンライン講座も1月から開始。ユーチューブで毎日1問、問題の読み上げと解答・解説を行う動画をアップしている。

     
     
     
     

    この記事へのコメント

     
    1. 匿名 says:

      うちの会社は、補助者がずっと点呼をして管理者の自分はずっと配送。

      それでも、何かあったときの責任は自分。

      やってられんわ。

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      • 匿名 says:

        運行管理者が配送の場合は他のもの(別の運管か補助者)が点呼ですが運管が確か1/3以上点呼しなければならないはずですよ。

        補助者が全部点呼している会社もあります

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      • ハンドル職人 says:

        ほんまや
        誰も、やらんようになるやろう
        運転手に、どれだけ責任押し付けるんねん
        運転手も、職業的に終わったかな
        時間に追われて、走ってれば休憩
        今の工程は、無理やろ
        仮眠時間も短くなるみたいや

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      • てつや says:

        お疲れ様ですそうゆう会社多いですよね私が先月まで言った会社は私平ボディーに乗ってましたけど免責20万でした給料は長距離でしたけどダメでした今監督基準と相談してます

        • ハンドル職人 says:

          平ボディとウイング車を一緒にしないでくれって感じ
          こっちは、何にしても個人個人違うし、鬼締めする人はいるし、走りらがら増す締めをする人や俺はね!
          平ボディの方が、プライドやポリシーがある人が多い

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    2. これから運行管理者になるおっさん says:

      CBTは準備しといた方がいいですよ。おっさんは特に

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    3. バロー says:

      セルフ点呼して配送行ってきまーす!は食品輸送ではよくありますよね。

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    4. ベンツ says:

      取得しても、業務負担が増え責任範囲はチョー広く、チョー曖昧?

      少しの手当では厳しいよ
      免許取得はいいこと、実務はちょっとね

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    5. しろ says:

      令和4年 第1回の試験受けたけど 試験会場はマンションの一室にPCが6台位あってパーティションで仕切られてました。
      運行管理試験だけではなく、いろんな試験を同時にランダムやっていたから、部屋の出入りはあるし キーボードを叩く音がうるさいし 集中できない

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      • てつや says:

        お疲れ様ですそれはたまりませんね私も一度受けて見ようかなと思ってますけど

    6. 匿名 says:

      基礎講の受講なしの社歴一年ってだけで受験させてる会社あるのに、受験資格を誤魔化せないようにできないのか。

      建築系の資格なども受験資格の誤魔化しがニュースになっていたが、後日にでも調査可能な書類なり提出させないと、会社ぐるみでただの事務員や運転手に実務証明だして受験させても不正の証拠がないから、不正し放題。

      運輸局や試験センターに実務経験の内容を聞いても、実務経験の内容は承認する側の判断とか自分の管轄じゃないとか他人事。

      安全のための国家資格が、資格も実際の点呼も形だけでは意味がない。

      試験日の制約がゆるくなったのは評価するが。

    7. ヨースケ・チョンマゲリア says:

      こんな事したって
      無理無理無理無理カタツムリ🐌

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    8. 匿名 says:

      トラックに乗ったこともなく荷物の積み降ろしもできないようなヤツが管理者という不幸はもうたくさんです。

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    9. ブラック会社 says:

      運行管理者が会社から逃げて運行管理者がいません。営業所の所長やっていて。
      いても点呼やらない会社です。
      更に今じゃ運行管理者いないのに営業している状態 営業所の人数もたりなく。その中の1人は家の近くまでトラック持ち帰り状態。
      何処にたれ込みしようかいいでしょうか?超ブラック会社

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      • 匿名 says:

        運行管理者もやってられないんだろうな。
        まぁ気持ちはわかるけどね。まともにやれば激務かつ高リスクだし。

      • 匿名 says:

        まじで通報する気ならば、
        点呼の件はトラック協会と管轄している地方陸運局、国土交通省のHPにある公益通報に通報。
        トラック協会は動かない前提で通報。その事実をもって(通報したということ)あとの役所に通報。

        トラック持ち帰りを通報するならば、警察に通報。毎日止まってますとか不審なトラックが止まってますとか。警察は通報があれば動かないといけないので、地元の警察本部、◯◯県警察本部に通報する。110番でも可能。
        すると管轄の地方陸運局に連絡が入り、会社に通報が入る。

      • オタスケマン says:

        国土交通省に告発すれば査察に入ります運行管理の改正指導行います
        査察の時点で酷い違反があるとナンバープレート持ち帰ります

    10. かずぽん says:

      運行管理者はいますが事務所には出てきません。責任感全く無いドライバー任せ大きな会社ですが中の配属先でバラバラです。毎日がイライラ状態です。

    11. 匿名 says:

      私、CBTの最初の試験受けたけど、紙じゃないと試験問題持って帰れんから、過去問出にくくなるから、さらに合格率が落ちていくと思うけど

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    12. 現役 says:

      全てが時代遅れ。
      運行管理者なんて利益生まないポジション作ってる時点で悪循環。
      民間企業で役所じゃねぇんだよ。
      もう陸送は国で運営しろよ。
      締め付けだけ一丁前にキツくて見返りない業種に人が集まるわけない。

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      • 匿名 says:

        でも、何かあれば「もっと安全に目を向けろ!責任者を用意しろ!」とか言うんでしょ?

    13. むらさん says:

      うーん、トラックの運転士さんとバスの運転士さんとでは考え方が違うのかな?
      とりあえずジャンジャン受けて、ジャンジャン落ちて、ジャンジャン受かる。でいいのでは?

    14. 元運管 says:

      24時間ワンオペ勤務食事は点呼台落ち着いてトイレにも行けない。
      運管なんてやるもんじゃない💢

      • 匿名 says:

        もっと言うと運送業なんてするべきじゃないわ笑
        儲からんし、必要経費は年々増加、訴訟リスクも高い。
        よくこのレッドオーシャンの中で、新規にやろうと思うわ笑

        配送業は大手に任せておけばいいとすら思う。今ある中小零細すべて大手グループに取り入れた方が業務の効率化、社員の待遇も一定化するのも出来るだろう。
        お互い潰し合うんじゃなく、皆で笑おうぜ笑

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      • 匿名 says:

        運行管理の連続勤務は確か16時間では?
        24時間勤務はありえません。

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    15. くま。 says:

      トラック乗ったことのないお偉い方が、絶対守れない法律作って、国は悪くない、法律守らない運送会社が悪いのだ。と、責任を会社とドライバーに押し付けてるから、現場では矛盾が生じる。

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    16. 吉田 says:

      どうかしてるぜ‼️

    17. ヒデ says:

      皆さんの言われる通りですねー
      これからの中小の運送会社はなくなるよね~

    18. ブラック会社 says:

      誰か教えて下さい。
      国土交通省に公益通報したら、どれぐらいで動いてくれますか?

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