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物流ニュース
佐川急便 関空に国際貨物専用のセンター新設
2025年7月8日
佐川急便(笹森公彰社長、京都市南区)は、関西国際空港の倉庫エリアに新たに「SAGAWAグローバルECセンター関西」を設置した。
同センターは、同社りんくう営業所が管轄するセンターの機能と、SGHグローバル・ジャパン(三古健二社長、東京都江東区)の保税蔵置機能を併せ持ち、海外と日本をつなぐゲートウェイの1つとして4月11日から稼働を開始。これにより、保税から仕分け・発送までのプロセスがシームレスかつ効率的に行えるようになったという。

同センターの設置と自動化設備の導入により、従来2度行っていた仕分け作業が一度で完了するスキームが完成。さらに、仕分け効率と従業員の作業効率が共に向上し、リードタイムの短縮も可能となる。
今後は、取り扱い個数の増加を見据え、車両の積載効率向上や車両台数の適正化によるCO2排出量削減、集荷締切時間の延長による出荷の利便性向上や24時間体制の構築も視野に検討を進めていく。
SGHグローバル・ジャパンは同センターを活用することで、通関許可から国内発送までを同センター内にある保税蔵置場の自動通関許可判別仕分機と国内仕分けエリアの自動仕分機とシームレスに連結することで、最短のリードタイムを提供することができる。
◎関連リンク→ 佐川急便株式会社
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