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    ヤマト運輸 次世代システムを導入

    2005年5月19日

     
     
     

     ヤマト運輸は19日、現在の情報システムを刷新すると発表。同社は現在、平成11年に導入した「5次NEKOシステム」を使用しているが、顧客により便利で快適なサービスを提供するため、新システムの「次世代システム」を6月末までに全国の宅急便センターに導入する。
     特に、荷物が到着する立場の顧客の利便性を向上させると同時に、モバイル時代に対応したシステムを構築する。全セールスドライバー(SD)が「PP(ポータブルポス)・プリンタ・携帯電話・ピンパッド(決済用端末)」を携行。それぞれの端末を、ブルートゥース(Bluetooth)という通信方法で結ぶ。全国の宅急便センターに設置するワークステーション(WS)ではメニューをWeb化し、パソコン内にデータを保存せず、情報漏洩などのセキュリティ事故を防止する。
     PPで読み取ったデータは、携帯電話の無線経由でほぼリアルタイムにWebに反映。「荷物お問い合わせシステム」の情報が今まで以上に正確になる。また、ピンパッドにより軒先での「クレジットカード決済」「デビットカード決済」が可能。配達時に顧客が不在の場合、不在連絡票に2次元コード(QRコード)を印字したシールを貼りつけ,顧客の携帯電話で読み取ると、簡単に再配達受付ページにつながる。

     
     
     
     
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