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    佐川急便 ギャラクシーエアラインズ設立

    2005年5月19日

     
     
     

     佐川急便は17日、航空貨物輸送事業への参入を目的とした航空会社「ギャラクシーエアラインズ株式会社」(東京都千代田区)を新設した。
      新会社は貨物専用機による遠隔地の翌日配達体制を構築し、スピードと価格面で新しい国内ドア・ツー・ドアサービスの提供をめざしていく。具体的には、顧客ニーズが高い時間帯(深夜)に貨物専用機による運航を行うことで、トラック輸送並みの料金で航空便のスピードを提供し、新たな市場の掘り起こしを図っていくという。運航開始当初の路線は、羽田—新千歳、羽田—北九州、羽田—那覇の3路線。運航開始は2006年6月の予定。初年度の売上げ目標は40億円としている。
     当初の半年間は、同四月受領予定の中古旅客機を貨物機へ改修したエアバス社製「A300—600RP2F(最大積載量48トン)」1機で運航。同11月に受領を予定する貨物専用の新造機「A300—600F(同54トン)」は、12月から運航を開始する。
     新会社の社名は、同社がトラックボディで銀河(ギャラクシー)をイメージしたデザインを採用していることから、「大空(銀河)を羽ばたく航空会社」という願いを込めて命名された。
      なお、社長は2人で、佐川急便常務を兼務する若佐照夫氏とスカイマークエアラインズ初代社長の大河原順一氏が指揮を執る。

     
     
     
     
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