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物流ニュース
「こんな大変なことしているの?」…荷主関係者が現場を体感して理解深める
2026年7月26日New!!
国交省が昨年7月に発表した「標準的運賃に係る実態調査結果について(令和6年度)」では、運賃交渉の結果として、「希望額を収受」が約35%、「希望額ではないが、一部収受」が約38%、「収受できなかった」が約10%、「提示したものの交渉に応じてもらえなかった」が約3%となった。
十分な運賃の収受には、まだまだ課題があり、運送をコストとしか捉えていない荷主の考えを変えるには、交渉以外のアプローチが必要となってくるだろう。
「ルールを決める人間が、現場のことを何も分かっていない」と語るのは、関西のある運送会社社長。
「当社で取引している荷主でも、所長・課長クラスは現場の大変さを分かっていない。ある時、それを知ってもらうため、彼らに横乗りしてもらったことがある」という。

「相手は『こんな大変なことしているの?』と驚きを隠せない様子で、こっちとしては『ずっと言っているじゃないですか』と。やはり、口で言うだけじゃなくて現場を見てもらわないといけないと思った。改めて荷主から『机の上ばっかりでやっていたらいかんな』という言葉ももらった」と話す。
横乗りを始めてからの荷主の反応に同社長は「そうやって現場を見てくれた人は、運賃交渉も前向きに検討してくれたり、すぐに運賃を上げてくれる。『次は、部長が横乗りしたいと言っているので、お願いできませんか』と言われている。運送業の大変さを少しでも知ろうとしてくれるのはうれしい。自分もドライバー経験があるので、ドライバーから業務内容の不満を聞いたら、荷主側に積極的に交渉している」と語った。
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