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    中部運輸局の「重点監査月間」、47事業者で違反を確認

    2009年1月8日

     
     
     

     中部運輸局はこのほど、「トラック事業者に対する重点監査月間」(10月)に監査を実施した管内50事業者の結果を発表した。
     対象事業者は主に適正化実施機関からの調査報告のほか、公安委員会、労働局の通報などから選定。47事業者に違反が確認された。中でも点呼関係、拘束時間の違反がそれぞれ35、29事業者で確認。社会保険などの加入状況については、9事業者で未加入が確認された。


     適正化実施機関からの調査報告によって選定された29事業者も同様の傾向で、特に点呼関係は24事業者で違反を確認。労働局からの通報による9事業者は、6事業者に乗務時間などの違反が確認された。スピードリミッター不正改造の疑いのある走行車両について、SLD110番などに通報のあった12事業者には警告書を送付しており、このうち回答がなく、複数の通報があった2事業者と他局から通報のあった1事業者に監査を実施した。
     先の2事業者は異常は見られなかったが、後の1事業者は不正改造が発覚。現在、改造に至った経緯を含め調査している。
     違反が確認された47事業者には、ただちに違反事項を改善するよう指導。違反内容を精査のうえ、厳正に処分を行うとしている。また処分終了後、適切な時期にフォローアップ監査による改善状況の確認を行い、改善が認められない事業者については特別監査の実施など、厳正に対処する方針だ。(加藤崇)

     
     
     
     
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