ウェルポート（加藤浩幸社長、静岡県浜松市東区）は外部コンサルタントを利用して、事故防止と燃費改善に成功した。
　4年前にアスア（間地寛社長、名古屋市西区）のトライエスを導入し、1年目に約9％、2年目も約5％の燃費を改善。「さすがにもう伸びしろがない」（鈴木克行運輸部長）と感じ始めた３年目以降も、燃費は着実に伸びているという。

　4月には同社初の安全大会を開催。各部門の代表者が事故削減に関する目標と、それに向けた取り組みを発表した。今後は年2回開くことを定着させたい考え。「不況で時間がある今だからこそ、従業員教育に力を注ぐことができる。社員教育こそピンチをチャンスに変える具体的な手段」と鈴木部長は話す。（中道幸男記者）