アートコーポレーション（寺田千代乃社長、大阪府四条畷市）はこのほど、第3四半期決算短信を発表した。

　売上高は526億8200万円（前年同期比4.2％減）、経常利益30億900万円（同16.4％増）、四半期純利益15億3400万円（同28.5％増）となった。
　同社は「引越事業は転勤引っ越しが順調に拡大するとともに、賃貸仲介会社から引越紹介を拡大するために営業部門の要員増強、体制強化を進めてきた。ネット受注強化のため関東・関西地区の受付センター稼働に注力。ダックブランドの拡大を行ってきたが、取引件数の増加は実現したものの、受注平均単価の下落が影響した」と説明。
　「当社は顧客満足を基軸に置いたうえで『エコ楽ボックス』など、社会環境の変化や顧客ニーズを先取りした新商品・新サービスの開発に努める姿勢に変わりはない」としている。（小西克弥記者）
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