国交省は８日、新型インフルエンザ（Ａ／Ｈ１Ｎ１）の感染防止対策をまとめるとともに、所管の事業者団体などに「対応マニュアルの策定」を呼び掛ける文書を発出した。

　新型インフルエンザについては７日現在、全国で11人が死亡。新学期の開始を受けて患者数の増加が見込まれ、依然として予断を許さない状況が続いている。
　これを受け、同省は「新型インフルエンザ対策本部長・課長級会議」を開き、従来の対策に加え、新たな感染防止対策を取りまとめたもの。事業者および利用者に対する感染防止対策、まん延時の事業継続方針など「対策マニュアル」の策定を促しているほか、策定にあたって同省が説明会を開いたり、個別相談を行うなど各種支援を実施するという。