フェデックスはこのほど、中国向け国際エクスプレスサービスの強化を発表。世界各国からの上海向け輸出貨物の配達約束時間を従来の午後６時から６時間繰り上げ、正午までに配達するという。

　今回の配達約束時間の繰り上げは、フェデックス・インターナショナル・プライオリティ（ＩＰ）サービスを利用し、月曜日から土曜日に上海のほぼ全域に配送される貨物が対象。マネーバック・ギャランティー制度も適用される。
　今年３月に珠江デルタ地区で導入した集荷締切時間の延長と、今年５月に同地区で開始した配達約束時間の繰り上げに続く取り組みとなる。なお、これらのサービス改善は、今年２月に白雲国際空港内に新アジア太平洋地区ハブを開設したことで実現したもの。