日本郵船は5日、英国の物流現地法人『NYK Logistics(UK)』が世界最大の安全衛生関係の専門家団体であるイギリス安全衛生協会から『物流業界における安全衛生大賞』を受賞したと発表。
　同賞は安全衛生の向上に寄与した個人・団体に与えられるもの。

　同社は、労働組合や安全衛生専門家の協力を得ながら独自の安全研修を企画。ドライバーに対して安全の徹底と注意喚起を実施し、日常業務で発生し得る危険への意識を高めて陸上輸送上の危機管理と安全基準の定着化を図ってきた。
　今回の受賞は、このような独自の安全研修を通して、2007年8月から2008年9月の期間で、1万km走行当たりの交通事故件数は44％減少、衝突事故件数は48％減少、バック走行時における事故件数は64％減少という結果をもたらした点が評価されたとしている。
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