ＵＰＳジャパンの溝口美樹社長は１日、関西大学商学部の学術講演会に出席。
「進化する物流　経済危機後のグローバル・サプライチェーン・ マネジメント」と題し、約600人の参加者を前に、経済危機後の企業のあり方やサプライチェーンの重要性について講義した。

　溝口社長は、「企業は景気が回復するのを待つだけでなく、今後の成長を見据えた行動をとり、マーケットの変化に素早く対応していくべき」と述べ、顧客のニーズをきめ細かく吸い上げ、最適なソリューションを提案することが重要と語った。
　また、本業への継続的な投資や、信頼できるパートナー企業と提携し、人材や資金を本業に集中することの重要性なども強調した。
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