日本ビクターは１５日、物流子会社であるビクターロジスティクス（吉瀬文隆社長、横浜市神奈川区）の株式譲渡に関して、ＳＢＳホールディングスの子会社であるティーエルロジコム（鎌田正彦社長、東京都墨田区）との間で基本合意に達し、基本合意書を締結した。

　今後、正式な株式譲渡契約の締結に向けた協議に入る。
　同社は国内物流体制の見直しを検討してきたが、ビクターロジスティクスの発行済み株式のすべてを譲渡することで、アウトソーシングの活用、３ＰＬによって効率的な物流体制へ移行。コア事業に集中した経営により、業績回復を急ぐ。
　株式譲渡は、来年２月28日を予定する。
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