国交省自交局安全政策課はこのほど、行政刷新会議の事業仕分けで「民間への移行を進める」との結論が出された自動車事故対策機構（ＮＡＳＶＡ）の事業用自動車の運転者に対する適性診断と、運行管理者に対する指導講習の安全指導業務の実施について、民間参入の促進を図っていくと発表した。

　適性診断の実施はＮＡＳＶＡのほかに民間７事業者が認定を受けているが、０８年度の受診者数の割合を見るとＮＡＳＶＡが９割以上を占めており、さらなる民間参入の促進を図るとしている。
　指導講習については、ＮＡＳＶＡ以外で認定を受けている事業者はない。同省は今後認定の基準となる認定要領を定め、民間事業者の参入を促進する。
　適性診断または指導講習の実施に関心のある事業者は、電話０３（５２５３）８５６６番（安全政策課）まで。
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