センコーは１０月２２日、千葉県野田市に「野田第１ＰＤセンター（仮称）」と「野田第２ＰＤセンター（同）」の建設を発表した。
　第１ＰＤセンターは９月２９日に起工式を実施し、第２ＰＤセンターは１１月に行う予定。第１ＰＤセンター内 は、イオンの物流業務を担う「イオン北関東ＲＤＣ（同）」機能を有し、今回で３件目のセンター受託。延床面積は８万２８００平方ｍ（イオン北関東ＲＤＣ部分を含む）と、同社最大規模の物流センターで、平成２３年７月末の完成を予定。北関東に広がるイオングループ各社の店舗に商品を供給する。

　すでに稼働している「北海道ＲＤＣ」「東北ＲＤＣ」と同様に、自動倉庫を用いた商品保管やピッキング業務、ソーターシステムを利用した仕分け業務、クロスドック業務などを行う。
　また、イオンの業務以外に約２万８０００平方ｍの営業倉庫スペースを使い、同センターの立地を生かし、北関東だけでなく都内や千葉、神奈川など、南関東向け配送拠点として事業展開する考え。
　同センターの隣接地には、延床面積３万３０００平方ｍ、３階建ての第２ＰＤセンターも同年９月末完成を目指し、建設を着工する。同社は「今回の２棟のＰＤセンター設置で、北関東を中心とした関東圏向け物流拠点の強化を図り、お客様のニーズに対応した物流提案を行っていきたい」としている。
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