法律情報出版は、制度発足から４年余が経過し、申し立て件数が激増している「労働審判制度」を実務的に解説した「ケーススタディ労働審判（改訂版）」を発刊した。

　東京弁護士会・労働法制特別委員会での労働審判事案に関する検討結果や、執筆した弁護士自らが携わった事案をケーススタディの素材として採り上げ、依頼者からの相談・受任から解決に至るまでをリアルに解説。個別的労働関係紛争の典型といわれる「普通解雇」「降格・配転」「債務不存在確認」「割増賃金請求」の４事案について、事案の始まりから終わりまで、全ステージにわたり、申立書や答弁書だけでなく、書式・証拠なども可能な限り掲載して「労働審判廷」を再現している。
　Ｂ５判２７５ページで価格は３５００円。
◎関連リンク→　法律情報出版株式会社