ＳＢＳホールディングス（鎌田正彦社長）の子会社・ティーエルロジコムは２月１０日、日本レコードセンターの株式取得に関し、ＪＶＣケンウッドグループの日本ビクターと株式譲渡の基本合意書を締結した。

　日本レコードセンターは日本ビクターの子会社で、音楽・映像媒体の保管管理、配送に特化した物流子会社。ティーエルロジコムは昨年４月に同グループからビクターロジスティクス（現・ＶＬロジネット）も取得し、３ＰＬビジネスを拡大。
　今回の株式譲渡で、音楽・映像媒体物流の３ＰＬ業務一括受託と、多品種少量商品の在庫管理・ピッキング・追跡システムなどのノウハウ入手、さらには日本レコードセンターが外注していた配送業務の取り込みなど、ＳＢＳグループの施設活用とシナジー効果も見込む。
　３月には株式譲渡契約を締結し、４月に株式譲渡の予定。
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