ＳＧホールディングスのグループ内でのシェアードサービスを提供する全額出資子会社「ＳＧエキスパート」が、６月２１日から事業を開始する。

　ＳＧホールディングスでは中期経営計画でシェアードサービス事業の法人化を進めてきたが、１０年９月から稼働している佐川急便の「シェアードセンター」を基盤に、各事業会社の総務系業務（総務・管財・環境・購買）、人事系業務（給与、採用、勤怠）、経理系業務（経理、債権）を切り離し、統合の上、別会社として独立させ、グループで共有してサービス提供を受ける体制を整備。４月１１日付でＳＧエキスパート（浅野道彦社長、東京都江東区）を設立した。
　同社は今後、１２年度末までにグループ各社の共通業務の取り込みを完了し、業務プロセスの抜本的な見直しを行うとともに、組織の再編（ユニット化）やシステム化、新たな人事・教育制度の導入を推進する。
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