写真は中国自動車道・上り線の加西ＳＡ（兵庫県加西市）。次の出口となる加西ＩＣの周辺には数社の大手運送会社が物流拠点を構えており、午後１０時ごろになると各地のトラックが深夜割引までの「あと２時間」、さらに金曜日の同時刻ともなれば「１０００円ポッキリ」のために日付が変わるまで時間をつぶそうとする乗用車も加わるゴッタ返しのＳＡだった…というのは先日までの話。

　「１０００円ポッキリ」が終了して１０日余りが経過した７月１日に同ＳＡをのぞいてみると、以前に比べて乗用車は大幅に減った感じを受ける。一方、引き続いて実施されている深夜割引のためにＳＡで時間調整するトラックは相変わらずの状況だが、危険な光景は見られなかった。
　施設内で休憩していた大型トラックのドライバー（長崎県）は「ここのトイレは全面改装されたばかり。広く、綺麗になったのも週末の利用者が増えたからだろうが、無駄になってしまったのではないか」と話していた。