西濃運輸（大塚委利社長、岐阜県大垣市）は７月１１日、競技用自転車などのスポーツサイクルに特化した輸送サービス「カンガルー自転車イベント便」を８月１日から開始すると発表した。近年の健康志向や環境意識の高まりで自転車人口が増加していることに対応する新サービス。競技会の参加者や旅行先への自転車持ち込みなどの顧客を想定している。

　利用者はまず、専用ウェブサイトで集荷希望日などの情報を入力して申し込みを行う。送り状は西濃運輸側で作成する。顧客が営業所に持ち込んだり、引き取りに来た場合や往復申し込みについては値引きする。
　取り扱いサイズは梱包された状態で３０kg以内、三辺の合計が２９０cm以内。オリジナル輪行箱など輸送に必要な資材も同ウェブサイトで販売する。運賃は関東から近畿（片道）の場合で６９００円。
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