トナミホールディングスは１日、４９％出資するタイ国法人「トナミ（タイランド）カンパニー リミテッド（ＴＴＣ）」を通じて、タイ国内でトラック輸送業を営む「マハポーン トランスポート カンパニー リミテッド（ＭＴＣ）」の株主との間で合弁契約を締結したと発表。今後、同社の買収に必要な手続きを開始する。

　同社グループは、今年３月末で終了した第１８次中期経営計画で、「海外事業の展開」として平成２２年１月にＴＴＣを設立し、情報収集活動、投資業務および物流コンサル業務の進展を図ってきた。
　かねてから関係先との諸条件の調整を進めてきた「ＴＴＣ」の第一号の投資先として、ＭＴＣの既存株主から発行済み株式の70％を取得し、合弁の形で子会社化することに合意。今後は同国へ既に進出あるいは進出を予定している日系企業などに、グループのノウハウや営業力を生かした「域内物流サービス」など顧客ニーズへの提案力強化を図る。
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